ろめんの「てきと〜な話」

気が向いたら書いてます。

HELIXのEXP有効活用

HELIXのエクスプレッションペダルは3つありますが、ボリュームペダルとWAHに割り当てると残されたのは1つになってしまいます。

 

実際の使われ方は、それぞれにエクスプレッションペダルが割り当てられているので、ペダルに仕込まれたToeスイッチで切り替えると片方のエクスプレッションペダルは使われていないことになります。

 

この使われていない間をもう一つのエクスプレッションペダルとして使ってしまおうという作戦です。

 

このままだとエクスプレッションペダルを切り替えるときは必ず値がMAXになるので、G・MINORなどの外部MIDI機器の発信した値と変わってしまいます。

 

そこでCommand Centerを使って、Toeスイッチをオンと同時にMIDI cc値 0を送信することで、外部MIDI機器の値を初期値に戻せば、外部MIDI機器の値と表示が一致することになります。

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この設定にしても、通常通りWAHを使用中にスナップショットを切り替えるとスナップショットに保存されている設定に全てリコールされます。

 

もう一つの注意点は、WAH操作中は同然のことながらパラメータ値は変動するので、エフェクターが元々オフのスナップショットかオフにしなければなりません。

 

ここでもCommand Centerが活躍してくれて、パイパスアサインをToeスイッチに設定すればオフにできるのです。

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もう一つの方法として、コントロールアサインを設定することもできます。

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それぞれの場合にいろんなことは設定できるのですが、少しクセがあったり、設定方を見つけるのに時間がかかったりしますね。

 

G・MAJORのようにパッチチェンジで音切れしなければ何も問題にならないのですが、スナップショットも一長一短ですね。

 

度重なるGIGライブの告知

すでに何度か告知していますが、時間割が決まりましたので、再度の告知です。

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フュージョンバンドイベント『Crossover Meeting Vol.2』に参加します。

 

1番手Quarter Colorsは、GIG49と同じくCASIOPEAコピー、2番手のParalell Psycleはプロのオリジナルフュージョンバンド、GIG49はトリを務めさせていただきます。

ちなみにParalell Psycleのメンバは、大阪が世界に誇るドラマーで手数王と呼ばれる菅沼幸三さんといつも一緒に演奏しているプロの方々です。

 

drink&foodを楽しみながら鑑賞できますので、万が一、興味が湧きましたら、是非お越しください。

 

『Crossover Meeting Vol.2』

2019年3月16日(土)

Third Stone 福島店

http://3rd-stone.jp/

Open 17:30

Start 18:00

Charge 1,500円(別途1Drink代)

出演

18:00-18:40 Quarter Colors

18:50-19:40 Paralell Psycle

19:50-20:40 GIG49 ←ここです!

 

演奏途中での入退場もOKなので、夕食を兼ねてフラッとお立ち寄りいただければと思います。

HELIXのEXPのMIDI制御

エクスプレッションペダルペダルを使わずにG・MAJORで MIDI ccを制御する方法が見つかりました。

 

…というか、最初にマニュアルを読めって話なのですが、MIDI ccの#1〜3がエクスプレッションペダル1#〜3に対応しているということなので、これを使うことにします。

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これで、global settingのエクスプレッションペダル設定でpositionをglobalにしておけば、スナップショットを切り替えても、常に同じcc値を送信することがわかりました。

 

やっぱりマニュアルは面倒臭がらずに見なければですね。

 

HELIXでカレントナンバー機能もどきの設定

BOSSのスイッチャーでは、選択しているナンバーボタンを再度押したときに、いろんなコントロールを設定できるカレントナンバー機能というものがあるようですが、HELIXでも同じようなことができました。

 

外部コントロールを増やせば簡単に実現できるのですが、やはり機材を増やしたくないという観点から検討を進めることにしました。

 

いろいろといじりながら探ってみると、定かではありませんが、こんな順序でパラメータがロードされているように思いました。

 

まず、スナップショットを切り替えると、まずスナップショットのパラメータで差異分をロードと同時にMIDI情報も送信。

 

次にバイパスアサインやコントロールアサインの差異分をロードと同時にMIDI情報も送信。。

 

まだ他に外部コントロールの設定をしていれば、順序は前後に入ってくるかも知れませんが、私の使う範囲ではこんなところです。

 

例えば、ソロ用スナップショットはディレイがかかっていますが、キメのときなどは完全にディレイ音を切りたくなるので、こんなときに使います。

 

コントロールアサインには、cc#82にディレイのMixを25%に設定して、G・MINORを押すとロングディレイオンと同時にMixを20%に落としています。

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ロングディレイのバイパスアサインの写真は割愛していて、Mixも別に0%でも良いのですが、20%にしている意味は特にありません。

 

スナップショットのディレイMixは、0%にしておきます。

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この状態で、スナップショットを選択すると、スナップショットに設定された0%がロードされた後にコントロールアサインのMin Valueで設定された25%がロードされ、結果的にMix値は25%となります。

 

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この後、別に押さなくてもいいのですが、ロングディレイをオンにすると、コントロールアサインで設定したMax Value 20%がロードされます。

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ちなみに、この状態でロングディレイをオフにするとオンにする前の状態に戻ります。

 

話を戻して、ここでカレントナンバーであるスナップショットを再度押すと、スナップショットに設定されている0%がロードされ、同一スナップショットであるためか、MIDI cc は送信されず、結果的にMix値は0%となり、ディレイ音は聴こえなくなります。

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この「もどき」機能の欠点は、この例で言うところの0%になった後で、Mix値を再度25%にしたい場合は、別のスナップショットを選択した後、再度戻ってこのスナップショットを選択する必要があるところですね。

 

通常はないのですが、あるとすれば踏み間違えでしょうか。

 

それでも、スナップショットは音切れしないので、安心して2度踏みできますね。

 

 

HELIXのCommand Center

Command Center機能の話です。

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通常はスタンプモードでフットスイッチに割り当てたボタンを押したときに送信するコマンドなんかを設定しておくのですが、スナップショット切替と同時にMIDI ccを送信することもできるようです。

 

稲妻マークのところがインスタントで、ここに設定することになるのですが、写真の例だとインスタント1の設定は、切替と同時に MIDI経由でcc#82 に1の値を送信するようになっています。

 

最初はよくわからなかったのですが、設定しながらスナップショットを切り替えてみると、別の値が設定できるようになっています。

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写真をよく見ると、右上の赤枠の番号がスナップショットの番号で、1枚目の写真は1を、2枚目の写真では2を送信する設定であることがわかります。

 

なぜ、スナップショットごとに値を変えているかというと、同じ値だとスナップショットを切り替えても ccが送信されていないようなので、苦肉の策でスナップショット番号と同じ値を設定しています。

 

こうすることで、スナップショットを切り替えると必ず異なる1〜8のMIDI ccを送信することができるようになるので、G・MINORのLEDをオフすることができるようになります。

 

例えば、ソロ用スナップショットでG・MINORでロングディレイをオンにした後にスナップショットを切り替えると同時に…

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ディレイもオフ、G・MINORの見た目もオフになります。

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ようやくスナップショットの振る舞いをDiscardに設定した状態のパラメータとLEDのオンオフを同期できるようになりました。

 

フライヤーが出来上がりました!

GIG49ライブの参加するイベント『Crossover Meeting Vol.2』のフライヤーが出来上がりました!

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『Crossover Meeting Vol.2』

2019年3月16日(土)

Third Stone 福島店
http://3rd-stone.jp/

Open 17:30
Start 18:00
Charge 1,500円(別途1Drink代)

出演
Quarter Colors
Paralell Psycle
GIG49

 

是非是非、ご来場くださいませ!

 

 

 

HELIXのSnapshot Edits

HELIXの機能は沢山あって、解説しているブログなんかもあるので、小ネタ的なつまらない話を備忘録としていくつか残しておこうと思います。

 

HELIXのSnapshot Editsには、編集中に他のスナップショットに移動して戻ってきても編集状態が保持されるRecallと、プリセットに記憶されているスナップショットの状態になるDiscardがあるのですが、どちらの設定にするか悩みました。

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HELIXはプリセット切替で音切れするので、ディレイ音などの音切れをなくすにはスナップショットを使うことになります。

 

通常のソロ用スナップショットにG・MINORのMIDIcc経由でロングディレイやオクターブなどソロでオンにした場合、バッキングになると、オフにせずそのまま別のスナップショットを選択することがあります。

 

Recallに設定していると、再度ソロ用スナップショットを選んだときに前回編集状態を復元してオンのままとなってしまうので、毎回初期状態になるようにDiscardに設定します。

 

そうすると、スナップショット切り替えと同時にオクターブオンしたい場合には、G・MINORを踏み直ししなければならなくなってしまいます。

 

それよりも、どのスナップショットでオンにしたのか覚えておく必要があるので、ライブでは混乱してしまう恐れがあります。

 

G・MAJORの場合だと、プリセット切り替えの音切れがないので、好きなタイミングでMIDI cc からMIXパラメータを制御しておけば良いので、こんな苦労はないのですが…。

 

…となると、通常はプリセットを分けたり、常時オンでMIXをエクスプレッションペダルで制御すれば解決するのですが、ライブであまりプリセット切り替えたくなかったり、機材が増えるのを嫌ったりで、いろいろと試してみました。

 

今のところ、いきなりオクターブをオンにすることもないので、G・MINORを踏みやすい位置に置いて2度踏みするという安易な方法に落ち着いています。

 

なんじゃそりゃって話ですが、どなたか良い方法ありましたら、お知らせください。

 

あっ、ちなみにDiscardに設定していてスナップショットに保存したい場合は、スナップショット保存後にプリセット自体も保存する必要があって、忘れると保存されないと勘違いしてしまうので注意が必要ですね。