NOVA DRIVEの導入
実家に立ち寄ったら、子供の頃に飾るのが楽しみだったお雛様が鎮座していました。
急に暖かくなったので梅の花も満開になって、すっかり春らしくなってきました。
話は変わって、ずっと気になっていたTCのNOVA DRIVEの中古を入手できました。
以前、NOVA SYSTEMを持っていたので、同じテクノロジーのNOVA DRIVEの音はなんとなくわかっていたのですが、これはシリアルでの接続順変更やミックス、パラレルなどのルーティングが変更できるのです。
また、トゥルーバイパス仕様なんですが、私のストラトだとバッファーを通す設定にした方がクリックノイズもなくて良いのかなと思います。
接続順は、①NOVA→PDI09→G・MAJOR、②NOVA→G・MAJOR→PDI09の2通りで、音は変わらないはずだと思うのですが、①方が音に艶が出るように感じます。
ただ、NOVA DRIVEのクリーンは、それほど音量を稼げないので、PDI09で落ちたレベルではG・MAJORのインプットを最大にしても少しレベル不足になってしまいます。
そうなると、ノイズゲートやコンプのかかり具合の調整が難しいですね。
やはりクリーンは、プリアンプでキチンと音を作る方が思い通りの音になります。
もう一つの難点は、MIDIのプログラムチェンジマッピングができないので、ダイレクトに1〜18のプログラムチェンジしか対応できないようです。
MIDIフットコントローラーからの制御だと、複数のチャンネルで同時にプログラムチェンジを送信できる機種にするか、1〜18までに限定して使うなどの工夫が必要ですね。
G SYSTEMに対応しているせいか、コントロールチェンジは全パラメーターが制御可能です。
私の用途としてはストラト用なので、なんとかなりそうです。
それで肝心の歪みの音はというと、オーバードライブで作るクランチからシリアルミックスで作るリードの深い歪みまで、ほぼ思い通りの音が出せますね。
トーンの効きが幅広く効くというか、思った通りに変化するように感じます。
DG-STOMPの方が私にとっては扱いやすくて良い音が出ますが、ストラトで弾くなら大きさと重さを考慮するとNOVA DRIVEもありですね。
私はライン直ですが、アンプで鳴らすならNOVA DRIVEはもっと有利になるかもしれません。
少し試してみて良いようだったら、ひろぼろめんライブで使おうと思います。