結局HOT NOISELESS(^^;;
ストラトピックアップ交換の続報です。
N3ピックアップを探す旅に出たものの出てきそうな気配もないので悩んでいたら、HOT NOISELESSの程度の良さそうな中古が◯橋楽器さんに突如現れたので、横浜までとりあえず見に行くことに…
ネットで調べると、N3に比べてハイが出ない…、シングルの音は期待しない方が…、歪ませると暴れる…など、マイナスの評価と万能的なプラスのコメントが混在してました。
宣伝文句はこんな感じ。「ブルージーなトーン・フィールで暖かくパンチのあるネック・ポジション、ハイゲインでスクリームするブリッジ・ポジション。」
これはもう自分で判断するしかないかと思って、お店に着くなり事情を話して、N3搭載のアメデラとHOT NOISELESS搭載のジェフベックモデルとアメスタを用意してもらいました。
まずはHOT NOISELESSを試してみると、歪み系はバッチリなんですが、クリーン系はストラトの音はなっていますが、やはりハイがだいぶ削られていて、ハムに近い音がします。
アメスタと比べてみると一目瞭然で、やはりダメかと…
気をとり直してアメデラのN3を試すと、前回の試奏と同じ印象で、やっぱりこのくらいシングルらしさがないとな〜と思ってしまいました。
購入意欲も失せたら、ふと思い出して、VINTAGE NOISELESSのモデルをお願いしてみます。
この待ち時間が10分くらいあったので、ジェフベックモデルを弾き続けていると、なんかしっくりしてきました。
「お待ちどうさま」ということで弾いてみると、アメスタよりも枯れた…というか細い音なんですが、ストラトらしさはあって、いい音がします。
店員さんに、「これいいですね!」というと、「いいお値段しますから〜(^^;;」
…76万のシグネチャーモデルでした( ̄◇ ̄;)
まあ、いい物はいいお値段しますね(^^;;
それよりも、ちょっと良さげに聞こえたジェフベックモデルをもう一度弾いてみると、さらにしっくりします!?(・_・;?
もう少し弾いていると、しっくり度が増してきたので、アンプのトーンをちょっといじると、とてもいい音になりました。
よくよく考えてみると、FENDERストラトの音に執着していた訳ではなく、自分の音楽に合ったギターを探していた訳なので、もう一度冷静にチェックします。
アンプのトーンをいじっても音色がガラッと変化したのなら、ギターのトーンでも変化するか試すとやっと謎が解けました。
これまで私は、トーンもボリュームもフル10でしか使ったことがなかったので思いもよらなかったのですが、このピックアップはギターのトーンを変化させても狙った音色が出せることに気がついたんです。
家に帰って封を開けてみると、未使用品のようでネジ穴はロウのようなもので塞がれています。
装着するとなぜかリアのピックアップカバーのネジ穴が合わずアメスタについていたカバーを使うことにしました。
…ならばいっそのこと全部統一しようとするとフロント、センターともに表面の穴が合いません(~_~;)
HOT NOISELESSもHS-2と同じような構造なんですね。
巻線が細いのでカバー交換で切れないか心配でしたが無事終了(*^_^*)
肝心の音色はというと、アメスタに載せたらジェフベックモデルよりもストラトらしさはあって、理想に近い感じで当然ノイズはありません(*^_^*)
ハムに慣れ親しんだ私にとって純粋なシングルに近いN3だったら少し物足りなかったかもしれません。
ノイズのストラトから解放されただけで、こんなに気分が晴れやかになるものかと(^^;;
全てのポジションで表情が変わって、使えないポジションがないアンプでもギターのトーンやボリュームでも表情が変わる…すごいギターだったんですね、今更ながら知りました(^^;;
伝統のストラトは私には歴史が古すぎて理解が難しいんですが、最近のアメデラに通じるモダンタイプはホント万能でジャンルを問わないものに進化しているのかもしれません。
ストラトを追求する人からすると邪道なのかもしれませんが、ストラト初心者としては完全にストラトに求める音色が出せる気がします。
…なので、ピックアップ探しの旅は終了になりました(*^_^*)
…ホントか〜(^^;;